
日本の原風景をとどめる里山・やさとの地で
茅葺き民家の営みを大切に、協力して支え合っています。
なつかしい里の風景に佇む茅葺き民家。
毎年欠かさず茅を刈り、集落で助け合いながら保たれた屋根は、代々引き継がれた農山村の営みと、それを支える精神の象徴です。
石岡市内には生活とともにある茅葺き家屋が95棟残っていました。(2007年調査)
「やさと茅葺き屋根保存会」は、農山村文化を大切にしながら、筑波山麓の茅葺き民家を後世に伝えようと、平成16年(2004)に設立された任意団体です。
会員は茅葺き民家の家主、茅葺き職人のほか、茅葺き民家に関心を持つ多くの皆さん。
ボランティアを集めて毎年秋に行う茅刈りをはじめ、茅葺き補修作業の応援、茅葺き民家の見学会や交流会などを行ってきました。
またこの間、石岡市の協力により、職人の養成が行われ、補修費用の支援も制度化。地域の茅葺き保存環境の充実が図られました。
とはいえ家主の世代交代が進むとともに、暮らしの営みとして屋根を手入れする習慣が途絶え、市内の茅葺き屋根は2018年の調査で48棟、現在では40棟前後にまで減少しています。
こうしたなか、やさと茅葺き屋根保存会では、これまで取り組んできた保存の活動に加え、活用についても模索をはじめました。
関心のあるみなさま、ぜひご参加、ご協力をお願いいたします。
